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日本が買い占める新酒ボージョレ・ヌーヴォーについて

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毎年11月15日に解禁となる「ボージョレ・ヌーヴォ」。日本では特に人気を集めていますよね。

今回はそんなボージョレ・ヌーヴォについてまとめていきます。

ボージョレ・ヌーヴォとは

獲ったばかりのガメイ種から作られる新鮮なワインは、1800年代からデイリーワインとしてボージョレ地方周辺の住民を中心に飲まれてきたワインです。

そんな地酒とも言える「ボージョレ・ヌーヴォー」が、1967年フランス政府によって、11月15日を公式日に解禁日として発売されるのをきっかけに、パリのレストランを中心に、ブームとなりました。

さらに、1970年代になると陸路や空路が整備され、新鮮な味わいが日本をはじめとして世界各国に知れ渡ることになったのです。

製造方法上の特徴

ボージョレ・ヌーヴォーとは単に新酒だと思っておられる方が多いでしょう。ですが、実際には製造方法上でも大きな特徴があるのです。

それは「マセラシオンカルボニック」と名付けられた醸造方法で、日本語にすると炭酸ガス浸潤法ということになります。

マセラシオンカルボニック醸造とは

通常ですと獲れた葡萄を粉砕し、発酵させるのですが、この製法だと粉砕せずに盾形のタンクにどんどん入れていくようです。タンクの下の方のぶどうは重さによってつぶされ、果汁が流れてくるため自然に発酵が始まるという訳ですね。

発酵が進むと炭酸ガスが生成されるため、だんだんタンク全体が炭酸ガスで充満してきます。タンクの中ではつぶれていないぶどうの細胞が酵素によってリンゴ酸が分解され、アミノ酸やアルコール、琥珀酸などが作られます。更に、ぶどうの皮からも成分が浸出していきます。

フレッシュなワインが出来る

この方法によって作られたワインは、タンニンが少ない割に濃い色で、苦みや渋みが通常のワインより少ないと言われています。

リンゴ酸によっても分解されるため、まろやかな味わいになり、炭酸ガスによって酸化が防止されるため、フレッシュなワインへと仕上がるのです。また、全体的に軽い感じになり、独特のバナナのような香りもするとか。つまり、新酒の段階でもじゅうぶんに飲めるものになるわけですね。

一般的にマセラシオンカルボニック製法は、上のように自然に発生する炭酸ガスを使う方法と、外から注入する方法の二つがあり、ボージョレ・ヌーヴォーは自然に発生する炭酸ガスを使っています。

おすすめのボージョレ・ヌーヴォー

ニュイ・サン・ジョルジュに本拠地のあるジル・ド・ラモア社は、ブルゴーニュ地方全土からぶどうを買い付けており、特級シャブリやジュヴレ・シャンベルタンなどのブルゴーニュの高級ワインを数多く生産している会社です。

栽培方法や醸造方法も自然にこだわっており、バランスに重きをおいたスタイルが高評価であり、ボージョレ・ヌーヴォーではかなり人気の高いワインです。

この会社が作るボージョレ・ヌーヴォーは、ブドウ畑を特定したガメイ種で作られており、自然でナチュラルなスタイルの製法が特徴です。ちょっと甘い華やかな香りにほどいい酸味が特徴的な味わいです。また、キラキラしたボトルに入っており、たくさんの人たちとわいわい新酒を楽しむパーティにぴったりなワイン。

ボージョレ・ヌーヴォーのおいしい飲み方とは?

フレッシュさが特徴的なボージョレ・ヌーヴォーは、少々冷たくした方がすっきり飲めると言われています。

通常のワインの場合には、冷たくしすぎるとタンニンによって渋みが強調されすぎてしまい飲みにくくなってしまうのですが、ボージョレ・ヌーヴォーは、そういった渋みが出ないように作られているため心配ありません!なので、冷蔵庫で1時間程度冷やしてお料理と一緒に気軽に楽しんでみてくださいね。

なお、ボージョレ・ヌーヴォーは早飲みワインのため、購入次第できるだけ早い内に飲み切っていただきたいです。

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