ワイン会・ワインイベント案内を随時メールで送らせていただきます。もちろん登録は無料です。
また、運営会社株式会社リエゾンからお得なワイン情報も送らせて頂きます。



イタリアの最高級スパークリングワイン「フランチャコルタ」の魅力

この記事は約 4 分で読めます。



みなさんは「フランチャコルタ」についてご存じですか?

フランチャコルタとは、イタリアのロンバルディア州東部にあるフランチャコルタ地方で製造されている、シャンパーニュ方式のスパークリングワインのことです。

今回は、そんなフランチャコルタについてご紹介しましょう。

厳しい基準をクリアしたワイン

皆さんがよく知るシャンパーニュがAOC規定により、シャンパーニュ産以外の発泡性ワインをヴァン・ムスーと呼ぶように、イタリアで製造されているスパークリングワインの総称がスプマンテ。

今回のテーマであるフランチャコルタはイタリアのワイン法で最高峰のクラスであるDOCG認定を受けている、伊版シャンパーニュのような華やかな泡です。

DOCG認定を受けるということは、つまり限定された生産地内で、決められた品種を使用して、厳しい基準の下に製造されなければなりません。フランチャコルタ地方で作られたスパークリングワインしかフランチャコルタを名乗ることができないので、故にシャンパンに似ていると言えますね。

ちなみに、DOCG各付けフランチャコルタは泡のみで、赤や白についてはクルテフランカ(DOC)と名乗ります。

フランチャコルタの歴史

800px-salon_de_madame_geoffrin

Anicet-Charles-Gabriel Lemonnier [Public domain], via Wikimedia Commons

ワイン史的には比較的近代に誕生したワインでもあるのがフランチャコルタ。

イタリアのワイン造りは紀元前・古代ローマの時代まで遡りますが、フランチャコルタに関しては1960年代に初めて(!)ブドウが植樹されました。

シャンパーニュが産声を上げたのはヨーロッパが啓蒙期に入った17世紀半ば頃。ボルドーやブルゴーニュに比べれば、こちらも歴史が浅いのでしょうが、イタリアワイン造りの歴史がフランスよりずっと遅れて発展したことを考えると必然かも分かりません。

最高峰のスパークリングワインとして人気に

しかし、フランチャコルタの驚異というべきは、60年代に造り始めてから、わずか20年あまりで重要なワイン産地へと成長した現象でしょう。ブドウ造りに適した土壌が元々あって、手つかずだったのですね。
さらに、フランチャコルタはカヴァやシャンパンと同様に瓶内二次発酵方式で作られているため、ワインの名前のみで原産地や製造方法、ワイン名が特定できる希少なワインです。

イタリアのスパークリングワインと言うと、カジュアルで手ごろなイメージがありますが、フランチャコルタはイタリア最高峰のスパークリングワインとも言われていて、価格については5000円前後と高級です。カヴァのような1000円程度で気軽に購入できるスパークリングワインとは違うと言えますね。

フランチャコルタに使われている品種とは?

フランチャコルタの製造で使われている主な品種はシャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・ネロの三種です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

シャルドネ

シャルドネは今や全世界でもっとも人気のある白ワイン用のブドウで、気軽に飲めるものから世界最高峰の白ワインまで幅広く生み出している品種です。生産地の土壌や気候の反映しやすく、樽を使うことによって味わいに変化が出やすいと言われる品種です。

実は、フランチャコルタ地方はシャルドネに向いている土壌とされており、何十年も前からシャルドネが作られてきました。シャルドネの栽培面積はずば抜けており、その勢いはとどまることを知らず、現在でも生産量は増加の一途をたどっています。

ピノ・ビアンコ

ピノ・ビアンコはフランスではピノ・ブランと呼ばれており、ドイツではヴァイサーブルグンダーと呼ばれている、ピノ・ノワールが突然変異で生まれた白いピノ種のことです。フランチャコルタ地方では3番目に多く作られている品種だそうです。

ピノ・ネロ

最後に、ピノ・ネロですが、フランスでは知られているピノ・ノワールのことで、これらのブドウの品種はフランチャコルタのタイプにより、使う量が決められているそう。

女性に好まれるフランチャコルタ

フランチャコルタは女性好みの柔らかい泡が特徴的で、味が丸く、泡の印象も穏やかです。特に、フランチャコルタ・サテンは、ガスの気圧が5気圧以下のため、クリーミーな泡でなめらかだと言われています。

また、果実味も豊富で、シャンパンのような酸味が際立っているドライな感じではなく、完熟したブドウの糖分で瓶内での二次発酵が進むため、果実本来の特徴が出やすいのがフランチャコルタの特徴だと言えるでしょう。

また、香りも非常に魅力的なため、フルート型のグラスではなく、ボウルが大きめのスパークリングワイン用のグラスで飲むのがおすすめです。

まとめ

シャンパンやカヴァと違い、やさしさのあるスパークリングワインなので、日本でも少しずつですがブームがやってきているのかもしれません。

カヴァのように気軽に買えるスパークリングワインではありませんが、ちょっと特別な日や自分へのご褒美などに、このフランチャコルタをぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

きっとその魅力の虜になること間違いありませんよ!

こちらのページもご覧ください