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世界中で愛されるワイン品種「メルロ」その特徴と味わいについて

この記事は約 3 分で読めます。



「メルロ」という品種は本当に素晴らしいブドウ品種で、ボルドーのサンテミリオン地区の他に、世界中で広く栽培されていることで知られています。

メドック地方などではカベルネ・ソーヴィニヨンの補助のような存在とされていますが、現在ではメルロだけでも超高品質ワインが製造されてきています。

今回は世界中で愛されるこの「メルロ」という品種について、特徴や味わいをご紹介していきたいと思います。

メルロのルーツ

メルロとは、フランスを中心とした世界中で作られている黒ブドウの品種のことです。原産地はボルドーで、特にドルドーニュ川右岸にあるポムロールや、サンテミリオン地区の主要な品種として使われています。

メルロの名前の由来となっているのは、ボルドー地方で多く見られるツグミの一種である「メルル」からきているとか。実の色がよく似ていて、早熟なので早くツグミに啄まれるなどの諸説があります。

さて、このメルロの起源はDNA鑑定の結果からカベルネフランの子孫と判明しています。もう一つの親が判明していないのですが、マドレーヌ・ノワール・デ・シャラントという無名の黒ブドウの品種と自然交配によってメロが誕生したとか。

このルーツが判明したのが2008年末と最近のことですし、メルロへの注目が一気に集まっていたことが分かります。

メルロが育ちやすい環境

メルロは、冷たく保湿性の高い土壌を好む品種で、カベルネ・ソーヴィニヨンが好む水はけのいい土壌の場合、乾燥に耐えることができず品質が低下するので、粘土質土壌のボルドー右岸が最適な土地だと言われています。

ボルドー地方自体が実際に粘土質土壌の面積が多いため、メルロにとって最高で、ボルドーはカベルネ・ソーヴィニヨンよりメルロを使ったワインの方が多いとされています。

メルロワインが誕生した瞬間

このメルロ自体が主役になりたかったのかどうか分からないのですが、カベルネ・ソーヴィニヨンの二番手の黒ブドウとして扱われていたことは知られています。

ですが、メルロは本当はすごい品種なのだと言わんばかりにシャトー・バランドローがメルロの収穫時期を過熟するぎりぎりまで待って、収穫量をかなり減らして手間やコストを厭わない醸造法で希少価値の高いメルロを使用したワインづくりに成功したのです。

この最高品質のメルロワインが生まれたことにより、ボルドー右岸のシャトーが高品質なワインを作るようになり、急激にメルロの評価が上がりました。その上、ミシェル・ロランやステファン・デュクノンクールなどといった醸造コンサルタントの活躍も素晴らしいものがありました。

樽熟成中のシュルリーや、長時間で高温の醸し、手の込んだピジャージュなどといった、メルロの持つ豊かな個性を引き出すための技術を採用したことにより、それまでほとんど注目されていなかったメルロが一気に注目されることとなったのです。

メルロの味わい

メルロの味の特徴と言うと、よくカベルネ・ソーヴィニヨンと比較されますが、フルーティでタンニンがマイルドで、酸味が少なくなっており、トロッとした味わいなど、重厚さが最大の特徴のカベルネ・ソーヴィニヨンと比べると優しく品のある味が印象的です。

痛みのないカベルネ・ソーヴィニヨンなどと言われることもあり、飲みやすさだけに関してはメルロの方が上なのではないかと思われます。

最後に

いかがだったでしょうか。まずはフランスのボルドーのポムロールのメルロを中心に、新世界のメルロ、さらに日本が誇る桔梗ケ原メルロなどといったメルロを飲み比べていただき、自分のお気に入りのメルロを見つけてみて下さいね。

きっとお気に入りのメルロが見つかるはずですよ!

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