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ワイン開封後の正しい保管方法とは?美味しく飲むための保存テクニック

この記事は約 4 分で読めます。



ワインを開けても飲みきれない場合、どこに保管すればよいのかご存じでしょうか?
また、いつまでに飲まなければいけないのか、きちんと把握していますか?

今回は、飲みかけワインの保存期限や保存の際の温度など、より美味しく飲むための保存テクニックをご紹介します。

より美味しく飲むための保存テクニック

ワイン保存の基本

まずは、開封前後にかかわらず「ワインにとっての最適な状態」を確認しましょう。

  • 温度
    涼しく、温度差の少ない場所での保存が大切です。13~15℃の温度を一定に保つことで、ワインの変質を防ぎます。
  • 湿度
    ワイン保管に理想的なのは、湿度75%前後です。湿度管理によって「ラベルのカビ発生」や「コルク栓の乾燥」を防ぎましょう。
  • 直射日光
    ワインに日光があたると、変質して不快臭が発生してしまいます。暗所に置くことを心掛けましょう。
  • 振動
    ボトルの中のワインは、酵母がゆっくりと発酵を続けています。そのため不要な振動を与えると、味が変化する恐れがあります。振動の少ない場所でワインを保存しましょう。
  • 空気
    空気が入るとワインの酸化が進み、品質に影響を与えてしまいます。たとえ開封前であっても、保管湿度が低すぎてコルク栓が極端に乾燥すると、コルク栓にすき間が生じてそこから空気が入ることもあります。
  • 匂い
    ワインは匂いを吸着しやすい性質です。「香りの強い食品」の近くには置かないようにしましょう。

「未開封ワイン」と「開封済みワイン」の保管方法の違い

「ワインにとっての最適な条件」を満たす場所といえば、ワインセラーがあげられます。ワインセラーには加湿機能があり、環境の変化にデリケートなワインを美味しく保管するための最適な環境を実現します。ワインセラーには劣りますが、加湿機能なしのワインクーラーでもよいでしょう。

しかし、ワインセラーやワインクーラーは「未開封のワインをベストな状態で保存すること」を目的に作られています。たとえば、未開封のワインではコルク栓の乾燥を防ぐために、ボトルを横に倒して置きます。そのため、ワインセラーは一般的に横置きの構造になっていますす。

開封後のワインは既にボトルの中に空気が入っており、この空気がワインに触れる面積を極力抑える工夫が求められます。つまり、飲みかけのワインは横置きではなく、空気のあたる面が少ない「縦置きの保存」が理想です。また、涼しい場所に保管し、酸化や発酵を遅らせる必要があります。

開封済みワインの保存場所

飲みかけのワインを保存する最適な場所としては、まず「冷蔵庫の野菜室」があげられます。野菜室は冷蔵庫の他の場所と比べて振動や温度変化が少なく、開封済みワインの品質低下を抑えることができるためです。
ただし、野菜室の温度はおよそ8℃と、ワインには少々温度が低すぎます。そこで、新聞紙に包んで保存し、低温による品実劣化とニオイ移りを予防しましょう。冷蔵庫は高湿度機能を備えたもの(湿度約80%)が理想ですが、標準タイプ(湿度約30%)でも問題ありません。

開封済みワインの保存期限

冷蔵庫で保存すれば、開封後でも1週間程度は美味しく楽しめます。また、白ワインは赤ワインよりも長持ちするため、長持ちさせる工夫をすれば、1カ月程度は飲めるでしょう。

真空ポンプ

開封後のワインに入った空気を取り除き、未開封の状態に近づけます。ワインショップやリカーショップなどで販売されている低価格な真空ポンプでも充分に効果的です。

窒素ガス

家庭用の小型ガスボトルでワインのボトル内に窒素を充填し、品質を変化させる酸素を取り除きます。開封後の高級ワインにも向いている方法です。

小瓶の利用

開封後のワインを小瓶にわけて保存し、空気との接触を防ぎます。開封直後にわければ、より保存期限を長くできるでしょう。

しかし、開封後のワインはどうしても品質が変わってしまいます。早めに飲みきることを第一に考えましょう。

また、スパークリングワインは他のワインよりもさらにデリケートです。スパークリングワイン専用のストッパー(保存栓)をつかい、ボトルに半分以上残っている状態であれば、2~3日程度は保存できますが、できる限り1日で飲みきりましょう。

まとめ

飲みかけのワインは、家庭用冷蔵庫で保存しても問題ありません。新聞紙に包み、立てた状態で保管して1週間程度を目安に飲みきりましょう。

開封後の品質管理が面倒な方には、アルコール度数を高めた「酒精強化ワイン」もおすすめです。銘柄によっては開封後に年単位で保存が可能なものもあります。スペインの「シェリー」、ポルトガルの「ポートワイン」や「マデイラワイン」、イタリアの「マルサラワイン」などが有名です。そちらも検討してみてはいかがでしょうか?

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